2010年5月20日木曜日

偶然は必然的に 4/13(火)

7時20分頃起床。

8時までに駐車場を出なければ、料金が高くなる!
そう思い、急いで車内を片付け、駐車場から脱出。
とにかく、どこかで朝ごはんを食べようと、移動する。
たまたま動物園に行き着く。

まだ開いていなかったが、うろうろしてみると、九十九島と動物園の割引チケットを発見。

一旦、車に戻り、小値賀に行こうと、ツーリズム協会に電話してみると
日帰りなら、3時間程度しか滞在できないことがわかった。
泊まれば、1万はかかる。貧乏旅行には痛い。

小値賀のツーリズムは体験したかったが、泣く泣く断念。
また、来よう。
その代わり、動物園九十九島の遊覧へ。

動物園なんて久しぶりだ。
猛獣が見たかったけど、のほほんとしているライオンくらいしかいなかった。
何より、寒い。風も強いし、空気が冷たい。
動物も縮こまっている。

ただ、猿とのやり取りがおもしろかった。

僕が隠れたりすると、猿たちは移動して覗いてくる。
猿が4,5匹で覗いていると、他の猿もやってくる。

人間の群衆となんら変わらない。
動物観察も見方次第では、色々と面白いもんだ。





おなかも空いたので、佐世保バーガーを探す。
ここでもナビが役に立つ。
近くにあった、ベルビーチに向かう。

おすすめのスペシャルバーガーがセットで、コーラ。
うまい!
バーガーはもちろんのこと、黒胡椒で味付けされたフライドポテトが珍しくておいしかった。
写真はこちら

時間を見て、昨日泊まった駐車場へ。
今から、クルーズ。


曇り空は次第に晴れていき、天気が良くなってきた。
風を除いて。

208の島から成る九十九島。
海が蒼くて、澄んでいる。


遊覧から戻ってきて、水族館へ行くか迷う。
朝、動物園に行っているので、昼、水族館に行けば、水陸制覇だ!
ずっとその考えが頭をよぎる。
しかし、入場料は1400円だ。動物園と遊覧のチケットよりも100円高い。
というか、1400円あれば、2食は食べられる。
昨日は無料の足湯に入っただけなので、お風呂も入りたい。


結果、断念。


佐世保市のモバイルHPを見て、温泉を探し、道中で経由できる温泉へ。
その前に、もう一つの佐世保バーガーを買いに、北佐世保へ。
小さな温泉だったが、利用者が少なくてのんびりできた。
エコスパ佐世保というところで、廃熱利用をしているみたい。

温泉後は、休憩室で充電。

暗くならないうちにと、西海へ発つ。

海の見える山道を進んでいき、道の駅さいかいへ到着。
みかんドームという変なかたちの直売所をのぞいてみる。
うーん。なんかイマイチだな。全然ほしいものがない。

周辺をウロウロしてみると、カフェみたいなものを見つけた。
ちょっと離れていたので、車で行ってみる。

なんだ、ここ?開いてるのか?
と思って、ログハウスに近づいてみると、まだやっているようだ!
お店の前のメニューに、ビーフカレーという表記を確認。
これです、これが食べたかったんです。

中に入って、注文すると、少し時間がかかるとのこと。
車から本を持ってきて、読みながら待つ。

ログハウス内は雑貨屋みたいになっていて、良い雰囲気。
バイク乗りのおっちゃんたちが珈琲飲みながら語っている。
マンガみたいな場所がリアルにあるもんだなぁと思った。

絶対ここはカレーがうまいはず!と予想したいたら、案の定うまかった。
僕の嫌いなマッシュルームが少し入っていたが、それはうまく避けた。すいません。

珈琲を飲んで帰ろうとしたとき、ふと頭の中に「何か言いたい」と浮かんだ。

「素敵なお店ですね」

そう発した僕の言葉から、3時間ほどその店のおばちゃんとの会話が続いた。

まるで占い師のごとく、僕の考えや迷いを説き、
起業家と対峙しているかのようなバイタリティに押され、
僕は不思議な感覚に陥った。

人は想像を超えるものと遭遇すると、「凄い」としか言えなくなる。
僕はまさにその状態だった。

言葉ではまとめきれないし、人に公開するのも何か嫌な気がする。

ただ、その日のその出会いは偶然ではないのだろうと感じた。

僕は小値賀に行こうと思っていたが、お金と天候から止めた。
そして、実は晩御飯にバーガーを買っていた。
だから、ビーフカレーを食べる理由なんて本当はなかった。
そして、道の駅の周辺をうろうろしたのも、辺りがまだ明るかったからである。
さらに、“開いていなさそうな”お店の前まで、ちょっと行ってみようかと思ったのもたまたまである。
で、一番驚いたのは、次の日が休みだったこと。
つまり、僕の日程が一日ずれていれば、絶対に会うことはなかった。

シンクロニシティ。意味のある偶然の一致。

これがそうか、と1人で納得した。

その時のぼくのツイート

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22:20 たまたま見つけたログハウス。たまたま食べたかったビーフカレー。帰る際に、たまたまかけた一言。その偶然が必然だったのかのような出逢い。こんなことを考える自分が怖くもあるけど、それが真実だから尚更怖い。

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その日で、頭が冴えて、眠れなかったので、思ったこと、話したことを
パソコンに叩き込んだ。

冷えたバーガーを食べながら。

2010年5月2日日曜日

世界よりも、世界観  4/12(月)

7時ちょっと前に起床。
買っておいたパンをもさもさと食べる。
いちご牛乳を片手に。
早く、病院を出よう。と思い、発つ。

13時に小関哲さんに会う予定だったので、それまでに平戸を見て回ろうと考えた。
まず、切支丹資料館紐差教会と見て回る。
この島に、キリスト教が根付いていたことを物語る建築物である。












 
途中、あまりにも浜がきれいだったので、車を停めて、浜におりていった。
浜に字を書いたりして遊んでいると、デジカメに砂が入って壊れてしまった・・・














その後、平戸城の城下町へ。今は港町である。

婆娑羅(バサラ)で鯛茶漬けをいただく。











新鮮で旨い。出汁が良い。
その後、足湯を楽しみながら、お土産屋で買った爽夏ジュースを飲む。


















このジュースは今まで飲んだ中で一番うまい、と断言できる。そんな味。
時間があったので、周囲をうろうろ。
商売人のばあちゃんから、あご蒲鉾を買って食べる。











あごとは、トビウオの方言らしい。
味が濃い、ビールが飲みたくなる味である。












そんなこんなで、小関さんの事務所に。
つい、4時間も話し込む。
小関さんとの話は、面白くて、深いものだった。
歴史的に見た今の社会であったり、日本人の枠の考え方やソーシャルに対しての捉え方であったり。
ただ、その話を文字だけで的確に伝えることは僕には不可能なので、あえて載せない。
僕自身が勘違いされても構わないが、小関さんが勘違いされるといけないから。
僕にない大局観を持っている方だった。史観といった方が適切かもしれない。

最後に有難いメッセージも頂く。
また会おう、若者よ。と。

平戸の美しい浜を横目に、平戸島を去る。
僕は佐世保へと車を走らせる。

佐世保に入ると、とても創られた街だと感じた。
福岡も九州人によって創られた街だが、それとはどこか違う。
それは地形。
福岡は平地や埋め立ての上に作られている。
佐世保は山(谷、坂)の上だ。

その起伏が面白くもあり、奇妙でもある。
こんな所に民家があるのか、と思ったりするほどだ。

平戸の砂浜でデジカメを壊したため、急遽買うことに。
使いやすさと値段を考え、1万ちょいのキャノンをゲット。
痛い。これは財布が痛い。

今日は頭も使ったし、眠い!と思い、駐車場を探し、パールシーリゾートの駐車場で就寝。
有料だけど、しゃあない。

秘窯の里をゆく 4/11(日)


5時に目が覚める。


暗い。暗すぎる。
ということで、日が昇るまで待機。



7時ごろ、トイレに行って顔を洗うと、直売所に野菜を持ってくる人たちが。
どうやら、朝採ってきた野菜みたいだ。
日が昇ってすぐに採ってきたのだろうか。



とにかく早い。
車に戻って、バターロールを食す。
ジャムがほしいね。4個目あたりから、“何”を食べるのかわからなくなってくる。
口のなかは、もさもさだけ。
紙カップのホットコーヒーがもさもさを胃に押し込んでくれる。



天気が悪い。薄っすらと霧のような雨が降っている。
薄灰色の雲が厚い。これは降るな。



道の駅に、フリーペーパーやチラシがあったので、とにかく全部持ってきた。
その中に、温泉の割引券が!やった!これで安く入れる。

ということで、白磁乃湯というところに向かった。



ついて、さぁ、風呂の用意だ!と思ったところで、どしゃ降り。

一時期的な雨だと察したので、車内で本を読む。

そうこうしているうちに止んだので、温泉へ!

とにかく大きな温泉で、広い。利用者も多い。
露天に歩行湯があったので、5周してみる。
こういうところで、年寄りが並んで歩いていると「亡霊」に見えたりする。ごめんなさい。

旅の疲れを癒し、汚れを落として、温泉からあがる。

そう、牛乳だ。
グリコ、明治、メグミルクと三社の自販機があり、さらに牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳と並ぶ。

しかも、よく見れば、阿蘇牛乳とミルコラなるものがあった。
ミルクにコラーゲンが入っているらしい。
そうまでして摂取したいか、コラーゲン。



迷った挙句、コーヒー牛乳を選択。
腰に手を当て、一気に飲む。わずか2秒。

うまし。



さて、どこに行くか。



ドライブガイドを見ていると、大河内山という秘窯の里があるという情報を発見。
インテリアやお皿、陶器が好きなので、行ってみることに。
本当に隠れ里みたいな場所であった。









まるで、自分がタイムスリップしたかのような感覚になるほど、時代が残された集落だった。

日用品の売買まで関所で行っていたという厳重さ。そこまでして技術流出を防いだのである。

色々なお店に入って、それぞれの陶器に個性があることに気づく。

色使い、形、模様、つまりデザインが全部違う。

橋も陶器で装飾してあり、独特の雰囲気を醸し出している。

階段をあがっていき、どんどん山奥へ。















どれも値段は相応であり、手が出せないまま、里を後にする。


 伊万里市内に黒澤明記念館があるという情報を発見。

さっそく行ってみる。
黒澤監督作品は、「7人の侍」しか見たことがなかったが、記念館は刺激的な場所だった。

「ものを作る人間が完璧なものを目指さないはずがありませんよ どんな職人でもね」(黒澤明)

あるワンシーンの背景に映る民家を壊してもらったほどの完璧主義者。

もっと黒澤作品を見ようと思う。



黒澤明を師と仰ぐスティーブン・スピルバーグは彼の訃報に対して、こんな言葉を残している。

「現代における映像のシェイクスピア」と。



それから松浦市へと出発した。

目指すは、「海のふるさと館」

伊万里から約1時間だった。



壇ノ浦合戦や蒙古襲来のときに活躍した松浦水軍。

ここで今日は寝ようかなと思っていたが、まだ時間があったので、

平戸の「道の駅」生月大橋を目指す。



道中、平戸城が目に入り、行ってみることにした。


開館時間は終わっていたが、開いていたので入ってみた。

入館料は受付のところにおいてきた。






後で知ったのだが、平戸橋の無料化により、平戸城の入場料も一時的に無料になっていたらしい。うーん。500円・・・





ライトアップされている本丸は迫力がある。
















辺りが暗くなってきたので、先を急ぐ。

しかし、ナビの誤誘導により、橋を往復してしまった。

日を落ち、辺りは暗くなってきた。

とても強い風のなか、橋を渡るのは本当に怖い。

このときほど、体重を増やしておいてよかった!と思ったことはない。



根獅子(ねしこ)の山道を迷い、病院を発見。

ここ以外に泊まれる場所はないと判断。病院の駐車場で就寝。